仏検の各級はどれくらい難しいの?4技能レベルアップに向けた具体的な課題と対策

フランス語
French national flag (tricolour) in Paris with the Eiffel tower in the background

世間では英語が大事と言われているけれども、英語以外にも第二言語を話せるようになりたい、という方は多いと思います。第二言語を選択する軸は三者三様ですが、フランス語を選ぶ方は結構多いです。

なち
なち

たしかに大学時代のニガイ(第二外国語)でフランス語を選択する女の子が多いから、僕もフランス語を選択したんだ。

ゆち
ゆち

典型的な男子。

フランス語のレベルを測るのにうってつけなのが、実用フランス語技能検定試験です。いわゆる仏検です。英検のフランス語版ですね。そこで今回は仏検のレベルはどのようになっているのだろうか、どの級まで達すると何ができるのか紹介します♪

本記事の内容

  • 仏検の7つの級の難易度
  • 各級で実際に出来ること
  • 各級の合格までに必要なこと

この記事の筆者は独学でフランス語を勉強して、現在仏検1級に王手をかけています。生まれてから日本に住み続け、フランス語を話す友達も1人もいない中、参考書と単語帳と睨めっこしながら、準1級までは取得できました。

仏検1級も合格まであと10点のレベルまできました。実はこの10点が大きな大きな壁ですが、絶対合格します!

そんな筆者が過去の仏検受験の経験を踏まえ、「今後、フランス語を勉強しようと思うが、どこを目指せばいいかわからない」という方向けに、まずは仏検の7つの級をお伝えします。

仏検には7つの級(レベル)があります。

仏検の公式サイトでは以下のように紹介されています。

↓仏検のホームページ↓

https://apefdapf.org/dapf/presentation/niveaux

仏検TOP > 仏検 > 仏検とは > 7つの級の内容と程度

内容と程度
1級フランス語マスターへ
「聞く」「話す」「読む」「書く」という能力を高度にバランスよく身につけ、フランス語を実地に役立てる職業で即戦力となる。
準1級ビジネスレベルの実力
日常生活や社会生活を営む上で必要なフランス語を理解し、一般的な内容はもとより、多様な分野についてのフランス語を聞き、話し、読み、書くことができる。
2級フランス語が「使える」
日常生活や社会生活を営む上で必要なフランス語を理解し、一般的なフランス語を聞き、話し、読み、書くことができる。
準2級一歩進んだフランス語
日常生活における平易なフランス語を、聞き、話し、読み、書くことができる。
3級基礎の総まとめ
フランス語の文構成についての基本的な学習を一通り終了し、簡単な日常表現を理解し、読み、聞き、話し、書くことができる。
4級日常のフランス語
基礎的な日常的フランス語を理解し、読み、聞き、書くことができる。
5級フランス語への入り口
初歩的な日常的フランス語を理解し、読み、聞き、書くことができる。
仏検のHPより:https://apefdapf.org/dapf/presentation/niveaux

最新の「内容と程度」の定義は仏検のHPを念のためご確認くださいね。

ちなみに筆者の成績は以下のような変遷を辿っています。

仏検2級の合格

筆者は仏検は2級から受験しました。準2級〜5級は受けていないです。

大学時代に第二外国語として選択し、独学で勉強してから約2年半が経過した頃に、初めて2級を受験しました。2010年の冬でした。

1次試験は70点で合格(基準点は62点、合格率は約36%)。2次試験の口頭試験も24点で合格(基準点は18点、最終合格率は約32%)

初めての受験でしたが、1次試験も2次試験も通ってラッキーでした。

仏検準1級の合格

仏検準1級は2011年の秋に受験しました。仏検2級の合格後、約1年でしたが1次試験には合格出来ました。71で合格でしたが、基準点も71点と、ギリギリでした。そしてやはり、2次試験は不合格でした。基準点に1点たらず

1年後、2次試験に再度挑戦し、基準点ちょうどで合格しました)

各級のフランス語能力は?

筆者は仏検2級と準1級を合格しましたが、どれほどフランス語を操れていたでしょうか。

仏検2級のフランス語

仏検2級に合格すると・・・

リーディングについては、とりあえず基本的な文法は理解できるので、簡単な文章であれば読むことができます。ただし新聞や小説を読むには単語・熟語の知識が足りず、また基礎文法が分かるとはいえ、「ん?どういう構文だ?」となる文章も多かったです。

リスニングですが、ニュースは内容を殆ど理解できなかったです。普通の会話でも、よくある挨拶や、「〇〇は好きです。」といった内容や聞き取れるものの、例えばふと出会ったフランス人と話し始めたとしても、正直何を言っているか分からないことが多いです。

スピーキングも自己紹介はある程度自信を持って出来るが、過去のことや未来のことを話すとなると、途端に「あーうー …。」となってしまいます

ちなみにライティングは、それなりに出来ます。しっかり考えて、ある程度時間をかけられるので、2級合格の知識があれば、過去・現在・将来のことについて、一人称・二人称・三人称で自由自在に表現できます。

仏検準1級のフランス語

仏検準1級に合格すると・・・

リーディングについては、正直2級とそこまで変わらないと思います。2級よりも単語・熟語の知識量が増えるものの、依然として新聞や小説を読むには単語・熟語の知識がまだまだ足りません

リスニングも仏検2級と殆ど変わらない、というのが正直なところでしょうか。

スピーキングは、ライティング能力を音声に(口頭で)再現する処理速度が上がるといった感覚で、2級時代と比べても表現の幅や速さが高まります。

ライティングの内容は2級とあまり変わらないものの、性数一致や動詞の活用など、文法の正確性がアップします!

仏検1級のフランス語(予想)

リーディングとリスニングのチカラが、グンっと上がっているはずです

英検もそうですが、1級合格のためには単語・熟語の大幅なレベルアップが不可欠で、その結果、読解出来る文章の幅も広がることからリーディング力が大幅にアップする(はず)。

リスニングも、単語や熟語の知識が増えたおかげで、聞き取れる音(単語)も多くなり、リスニング力も上がる(はず)。

スピーキングとライティングももちろんレベルアップするはずだが、リーディング・リスニングのレベルアップ幅と比べると、まだまだこれから、というところか(という予想)。

各級に達するまでに何が必要か

筆者が言えることは、2級・準1級に合格するためにも必要なことですが、最も重要なことは2級合格も準1級合格も同じ、それは単語と熟語(文法)

単語増強(筋肉増強)

どれだけの単語・熟語を蓄えることができるか、そして、その為には “毎日” 単語と熟語に触れること。

文法も非常に大切だけれども、2級に挑戦する時点ですでに基本的な文法は出来ているはずです文法という名の熟語知識もあったりします)。

ただここで壁にぶつかるのですよね・・・「適切な単語帳がない。」という壁。

これに関しては、筆者が独自に纏めた単語帳、特に動詞帳が非常に役立つと思います。

改めて詳しくご紹介しますが、この動詞帳を Anki (スマートフォンのアプリです)を使って毎日コツコツと新たな動詞や時事用語を習得していくことが、最も確実で最短な道だと思います。

<ご参考> 【仏検1級対策】フランス語のオリジナル動詞1900(標準〜難関レベル)

正確な文法力を獲得→長文読解で鍛える(正しいフォームの獲得と実践)

単語増強(特に動詞!)は筋トレ/体幹トレーニングのようなものです。

ボキャビル(ボディビルみたいだな)によって筋肉をつけると同時に、正確な文法=正しいフォームを身につけよう。

文法関連書籍は優れた参考書が沢山あるので、あまり厚すぎないものを選んで2周しよう!

※ゴルフも筋肉増強+正しいフォームの獲得が重要ですもんね

そして、単語増強(筋肉増強)と文法力獲得(フォーム矯正)と並行して、長文読解でアウトプット(ゴルフ場でプレイ)しよう。

長文読解は無料のスイスインフォがオススメです。

【無料】スイスインフォで長文読解(10ヵ国語対応)〜マルチリンガルの読解問題に最適

リスニングとディクテーション

無理やりゴルフに例えてきましたが、スイングやパターのテクニックを身につけることでプレイの幅が広がるように、リスニングとディクテーションをスキルアップさせることでオーラルコミュニケーションが向上します。

リスニングとディクテーションも日々の積み上げでしか鍛え上げることは出来ないと思います。

その代わり、正しいやり方で毎日続けていれば絶対に成長します。

私のやり方が正しいやり方かどうかは分かりませんが、現時点で個人的には TV 5 Monde Dictée でのディクテーションが合っています。

是非参考にしてみてください。これも勿論 無料 です。

【リスニング力強化】フランス語でディクテしよう〜TV 5 Mondeがオススメ

スピーキング

最後にスピーキング力の向上です。これも毎日毎日の積み重ねでしか伸びませんが、毎日の積み重ねは絶対に確実に裏切らない。

私は(ほぼ)毎日 25 分間のフランティアでのオンライン会話を1年以上続けています。

【フランス語会話:フランティア】半年継続でレベルアップ

もちろんフランティア以外にも沢山のオンラインレッスンがあるので、こちらもご参考ください。

【2021年】フランス語オンラインレッスン 21選(マンツーマン)

まとめ

仏検について紹介しました。あらためて本記事の内容以下の通りでした。

<仏検の7つの級の難易度>

準1級までは勉強開始から約3年半。独学でフランス語を学習して約2年半後に仏検2級に合格、その1年後に準1級に合格しました。

<各級で実際に出来ること>

準1級だと新聞はなんとか読める気がする。テレビやラジオはわからん!ライティングは、基本的な現象や意思は書ける。が、単語力が不足しているため、何でもかんでも自在に表現できる、とは程遠い。

<各級の合格までに必要なこと>

専攻はフランス語とまっったく関係ありませんでしたが、仏検対策教本や市販の単語帳を使って準1級まで辿りつきました。準1級までは市販の文法書や教本、単語帳を、各冊を最低2周ずつやれば、合格出来ます!

そして1級取得に向けてやっていることは、自分で集めた単語を Anki で毎日やり込み、そして毎日チュニジア人と仏語会話練習していることです。

それでは一緒に仏検合格を目指して頑張っていきましょう!

 

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