【純正は強し】【レビュー】iPad キーボードはやはりApple純正「Smart Keyboard」が素晴らしい件

Mac

最近はパソコンよりも iPad を頻繁に使う人も多くなってきたのではないでしょうか。今回は iPad 性能を最大限に発揮させるための必須アイテム 「Smart Keyboard」のご紹介です。

iPad を使っている人/今後購入予定の人で キーボード選びに迷っている方、もしくは現在はApple以外のメーカーのキーボードを使っているけれども、なんとなく今の非純正キーボードが使いにくいと感じている方 にとって、「Smart Keyboard」を選択する参考指針としていただければ幸いです。

なち
なち

ちなみにこの記事は最初から最後まで「iPad(第8世代)」+「Smart Keyboard」のみを用いて作成しています〜!

結論:Apple純正「Smart Keyboard」は素晴らしい

iPad の特徴である「薄い・軽い・早い」といった機能を最大限に引き出すことができるのが、この「Smart Keyboard」です。

ゆち
ゆち

スタイリッシュ!

正面イメージ

ゆちも「Smart Keyboard」を購入予定です^^

ブログでも音楽・動画編集でも勉強・仕事でも、何か始めるタイミング=動き始めが、最も億劫・面倒臭い瞬間。でもそういった作業を iPad を使って行うとなると、結構ハードルが下がります。

実際に筆者も iPad 第8世代を購入して以降、以前から使っていた MacBook Air よりも iPad を頻繁に使うようになりました。ブログ執筆や勉強用に購入しましたが「薄い・軽い・早い」iPad は手に取るハードルが低く、以前よりも作業開始がラクになりました。

そんな中で重要だと感じていたのが iPad のアクセサリが「薄い・軽い・早い」を邪魔しないこと

Apple製品はたくさんのアクセサリがあり、それもApple純正商品のほかに、さまざまなメーカーが便利な商品を(割と安価に)提供してくれています。

筆者も当初は 非純正 キーボードを購入したのですが、「うーん・・・、なんか違う。」となり、思い切って純正キーボードを購入したところ、より頻繁かつ有効に iPad を使えているので今回はそのキーボードについての記事です。

「Smart Keyboard」のココがいい

筆者は、アップル純正キーボード「Smart Keyboard」も、それ以外のキーボード(KVAGO様のキーボード)も使用しました。

筆者はまずKVAGO様のキーボードを、そのあとで「Smart Keyboard」を購入。あらためて「Smart Keyboard」の良いと思った点を紹介します。

「薄い・軽い・早い」

くわしい仕様はAppleのホームページにございますが、以下が重要なポイントですね。

まずは薄いこと薄いこと!

キーボードは薄いけれども、しっかりとタイプ・打鍵できます。各ボタンはちゃんと沈みこみます。音は静かです。すこし強く叩けば「ポツポツ」という音が聞こえるくらい。

真横イメージ。薄い。

そして畳んだ(閉じた)ときも薄い。参考までに Apple Pencil(第1世代)を挟んでみました。うん、薄いです。

Apple Pencil(第1世代)を咥えるiPadと「Smart Keyboard」

そして軽い軽い。寸法は以下の通り。この 250 g というのは、どうやらリンゴ1つが300gのようなので、リンゴを数回かじった後の重さくらいかな。

商品の寸法 幅 × 高さ26.2 x 19.4 x 1.4 cm
商品の重量約 250 g (245 g)
「Smart Keyboard」の仕様

そして早い!これについては、起動の時間ですね。

「Smart Keyboard」は iPad と直接つながっているので、すなわち Bluetooth と接続する必要がないので、開いた瞬間から入力できます。

次のポイントとも関連しますが、キーボードで何か打ち込みたいと思ったその瞬間に 100% 使うことができること、つまり「充電切れ」がないことは、とても重要なことです。

充電する必要がない

これはすごく重要ポイントです。なぜか「使いたい、と思ったときに使えない」といったことが起こらないからです。

以前までは Bluetooth でキーボードと iPad と繋いでいました。「さてさて、キーボードも使って快適ネットサーフィンしよう!ふんふ〜ん♪」と iPad を開いたのですが、iPad 側の Bluetooth がオフとなっていたためか、キーボードにタイプした文字が iPad に出力されませんでした。

このときは単なる Bluetooth の接続ミスでしたが、もしもこれがキーボードの電池切れだったとしたら、もうそこで試合終了です。

筆者は「iPad の強みは、その機動性にある」と感じています。その機動性が奪われかねない「キーボードの電池切れ」は絶対に避けたいものです。

非常にタイプしやすい

タイプのし易さも非常に重要。ボタンの打ち易さ(打ち間違いの少なさ)、打ち心地、入力の反応速度等でしょうか。

一つ一つのボタンが離れているので、打ち間違いは滅多にありません

「Smart Keyboard」はボタンが独立して(離れて)位置しているので、打ち間違いはほとんどない。よくもここまでコンパクトに、かつ独立してボタンを設置できているものです。感心です。

「押したつもりはないのに文字が入力されている」は起こらない

ボタンがしっかりと沈み込むので、押している感覚が指先に伝わります

キーボードによっては「ボタンを押したのに入力されてない。」だとか「ボタンを押してないのに、もしくは、ボタンに指を置いた程度なのに、入力されてしまった。」といったことが起こり得ます。

これが起こると文章の入力中に何度も “Backspace” キーを押す必要が出てきて、かなりストレスフルです。ここは本当に重要なポイントです。もしかすると「Smart keyboard」をオススメする最大の理由かもしれません。

入力の反応速度

さすが接触での接続、抜群の反応です(特筆すべきことでもないかもしれませんが。。)

ボタンを押してから画面に文字が入力されるまでのラグ(遅れ)は一切なし

遅れがないことなど、おそらく当然のハナシなのだと思いますが、製品によってはラグは生じます。

たとえば「誕生日おめでとう」と打つ際、「 T A N J O U B I ・・」と I を入力したタイミングで画面上に一気に「たんじょ」と表示されたりします。とつぜんドドドドッと文字が左から表示される感じ。

当然といえば当然のことではありますが、こんな反応のラグは一切ないです。

代替キーボードも決して悪くはないが「重い」

代替商品でも上記のような good points をカバーしていないのか。「Smart Keyboard」は値が張るし、完璧でなくともそれなりのキーボードがあるでしょ。

答えは「Yes」です。もちろん代替商品はあります。「完璧でなくとも」であればです。

筆者は KVAGO社さんのキーボードを購入いたしました。前提としてこの商品は素晴しいです。あくまでも「Smart Keyboard」と比較した際に見えてきた部分がいくつかあります。

「重量」「タイプのし易さ」「タッチパッド」ですね。

特に「タッチパッド」について補足すると、タッチパッドがあると、iPad の画面中にマウスカーソルが現れるので、そのカーソルを自由自在に動かすことで、iPad の画面を指でタッチせずにアプリケーションやボタンを選択・押下することができます。

便利です。高い反応力でカーソルが動いてくれます。

一方で、文字を入力する際にタッチパッドに触れてしまうことがあり、そのため文字入力の位置が変わってしまったり、ページが上下にスライドしてしまうことがありました。

当然、タッチパッドの On / Off は切り替えられるのですが、正直面倒です。これは KVAGO 社さんの商品には限らないポイントですね。

オススメのショートカット機能

おすすめのショートカット機能もご紹介します。

簡単なスクリーンショット:command + shift + 4

command + shift + 4 でスクショ

方向キーを使わない:control + …

方向キーは使わない

(おまけ)特殊文字の入力:option + …

特殊文字

まとめ:高価だとしても、良いものであれば自分への投資だと思える

Apple純正キーボードである「Smart Keyboard」はとても高価です。諭吉 1枚 では購入できませんし、筆者もはじめは Apple純正ではないキーボードを使っていました。

一方で「Smart Keyboard」に変更する前までの筆者は、外出時に iPad を持ち歩く/家の中で気軽に開く、といったことが多くはありませんでした

「重い」「入力がすこし難しい」といった感想があり、なんとなく面倒・億劫に感じていました

重要なのは iPad を使い倒すことで、iPad で作業開始のハードルを下げるとともに、作業を効率化・高速化することです。「薄い・軽い・早い」からパパッと iPad を開くことが出来るのに、着手のハードルを上げてしまっては勿体無い。

確かに高価ですが購入する価値はあります。

iPad を開くことに面倒な気持ちがなくなり、「さて、勉強・ブログしよう。Smart Keyboard は使いやすいしなぁ!!」と、作業開始のハードルは下がります。

購入を迷っている方の参考となればと思います。

まずは家電量販店の Apple コーナーで試打してみてください。読者の行動のハードルを下げる記事となっていれば幸いです。

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